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2026.6.8 monUsecase & Tips
内装提案が固まってきた段階で、「使っている風景を見せたい」という場面はよくあります。今回は、Renderyの「Photo Editor」を使い、すでに生成したパースに用意した人の画像を後から自然に合成する方法をご紹介します。
パースの世界では、人物・植栽・家具・小物といった「点景」が空間の印象を大きく左右します。Photo Editorを使えば、パースを再生成し直すことなく、 任意の画像をレイヤーとして追加 → 背景を抜く → 馴染ませる という流れで、自然な点景の合成が完結します。
まずはベースとなる画像と点景に使用する画像をボード上にアップロードします。
次にアプリ一覧から Photo Editor を選択して開きます。 Photo Editorは、Rendery上の画像を細かく編集するためのアプリで、
など、点景合成に必要なツールがひととおり揃っています。
Photo Editorを起動したら、 ベースとなるパース画像(点景を入れたい画像) をボードから選択して読み込みます。 今回は、すでに生成したオフィス空間のパースを土台として選びました。
次に、配置したい椅子の画像を 「画像を追加」 から取り込みます。 事前に用意しておいた人の画像や、別途生成した家具単体のレンダリングなど、画像であれば何でも構いません。
取り込み後は、
をパース上で調整します。 床面や机のラインに対して、自然な接地に見える位置に置くと、後の「なじませ」が効きやすくなります。
点景画像を配置したら、 背景削除 を実行します。 椅子の輪郭がAIで自動的に検出され、白い背景や周囲のノイズが除去されます。
背景削除のポイントは以下。
抜き残しが気になる場合は、Photo Editor内のツールでさらに削り込むこともできます。 ここで丁寧に抜いておくと、次の「なじませ補正」での仕上がりが大きく変わります。
背景を抜いただけだと、点景はどうしても「貼り付けた感」が残ります。 そこで使うのが なじませ補正 です。
なじませ補正をかけると、パース全体の光・色・影のトーンに合わせて、点景の色味や陰影が自動で調整されます。
この一手間で、「後から貼った」点景が、最初からそこにあったかのように空間と一体化します。
仕上がりに納得したら、Photo Editorから画像を 「ボードに追加」 を押すとボード上に画像がアップロードされるので、Photo Editorを閉じてボードに戻れば完了です。
今回の流れでは、
というステップで進めています。
パース全体を作り直さなくても、実際に採用する家具を後から自然に置き換えられるため、内装提案の最終段階や、家具メーカーが決まった後のパース更新にも活用しやすい方法です。